【徹底比較】myFirst Fone S3cとS4の違いは？どっちを選ぶべきかを解説！

子ども用スマートウォッチ「myFirst Fone」の購入を検討している中で、

「S3cとS4の違い」や「うちの子にはどっちが合ってるのか分からない」と迷っていませんか？

S3cは“はじめの1台”として、
S4は“しっかり使いたい人向けの1台”としておすすめします。

この記事では、以下のポイントを中心にわかりやすく比較・解説しています。

【myFirst Japan】

「価格で選ぶ？」「機能で選ぶ？」「どちらがうちに合っているの？」

そんな疑問をスッキリ解決できるよう、丁寧にご紹介していきます。

1. myFirst Foneとは？シリーズの概要

myFirst Fone（マイファーストフォン）は、子ども専用に設計されたスマートウォッチ型デバイスです。
スマホのような便利さと、親が安心できる見守り機能を両立しており、「スマホはまだ早いけれど、そろそろ一人で行動する機会が増えてきた」という家庭に選ばれています。

特徴的なのは、通話・ビデオ通話・GPS追跡・SOS機能といった“安心の機能”に特化していること。さらに、防水性能やタッチ操作対応など、子どもでも使いやすい設計がなされています。

myFirst Foneシリーズにはいくつかのモデルがありますが、2025年に発売されたのが「S3c」と「S4」の2機種です。

• S3c：リーズナブルでシンプルな機能構成が魅力のエントリーモデル
• S4：より高性能なGPSや高画質カメラ、生活習慣サポート機能を備えた上位モデル

どちらもmyFirst Circleアプリと連携することで、親のスマホから子どもの位置情報や連絡状況をリアルタイムで確認できるようになっています。

このあと、2つのモデルの違いを項目ごとに詳しく見ていきましょう。

2. myFirst Fone S3c vs S4 比較表

項目	myFirst Fone S3c	myFirst Fone S4
価格（税込）	9,980円	34,800円
対象年齢	6～12歳	6～12歳
ディスプレイ	1.4インチ IPSディスプレイ	1.65インチ AMOLED
カメラ	200万画素（フロントカメラ）	500万画素（HDR・手ブレ補正付き）
通話機能	音声・ビデオ通話・チャット	音声・ビデオ通話・グループ通話（最大8人）
GPS機能	GPS + A-GPS + Wi-Fi	デュアルバンドGPS（高精度）
バイブ通信（magiCode）	×（非対応）	○（カスタムバイブで親のメッセージ通知）
SOS機能	○（ボタン長押しで30秒録音＋通報）	○（同様）
クラスモード	○	○
防水性能	IPX8	IPX8（深さ1.5m／30分）
耐衝撃性	記載なし	ゴリラガラス、耐衝撃設計
バッテリー容量	650mAh（通常使用で1日）	605mAh（省電力設計、1日以上使用可能）
SIM	Nano SIM	eSIM
ストレージ	1GB RAM + 8GBメモリ	1GB RAM + 8GBメモリ
音楽再生	内蔵曲のみ	最大1,500曲保存可能
習慣トラッカー	×	○（ごほうび機能付き）
その他特徴	シンプルな機能構成、コスパ重視	高精細画面、振動コミュニケーション、習慣管理など高機能
重量／サイズ	約52.4g／48.2×41.8×14.8mm	約48g／52×43×14.5mm
公式サイト	詳細を見る	詳細を見る

3. 項目別の違いを詳しく解説

3-1. ディスプレイの違い｜見やすさと使いやすさ

まず注目したいのが「ディスプレイの違い」です。
S3cは1.4インチのIPSディスプレイを採用しており、基本的な視認性と操作性をしっかり備えた構成。
小さな子どもでも扱いやすく、初めてのスマートウォッチとして十分な使い勝手があります。

一方のS4は、より高品質な「1.65インチ AMOLEDディスプレイ」を搭載。
画面がひと回り大きく、色彩が鮮やかでコントラストもはっきりしています。さらに、常時表示（Always On Display）にも対応しているため、腕を上げずに時刻や通知を確認できるのもポイントです。

また、文字やアイコンが大きく表示される分、操作のしやすさや視認性はS4が優れています。ビデオ通話・写真などの機能を日常的に使う予定であれば、S4の画面の大きさと表示性能の差は大きな魅力になるでしょう。

3-2. 通話・ビデオ通話機能の違い｜カメラ性能とグループ通話がポイント

myFirst Foneシリーズの魅力の一つが、スマホを持たせなくても音声通話やビデオ通話ができることです。親子のコミュニケーション手段として、どちらのモデルもこの機能を標準搭載していますが、細かく見ると違いがあります。

まずS3cは、音声通話・ビデオ通話・チャットに対応。
200万画素のフロントカメラを使って、ビデオ通話が可能です。
操作もシンプルなので、機械に慣れていない小さなお子さまでも扱いやすいのが特徴です。

一方のS4は、最大8人までのグループ通話に対応。
家族みんなと同時につながることができるため、兄弟や祖父母との連絡にも便利です。
また、カメラも500万画素にアップグレードされており、HDRや手ブレ補正にも対応。
子どもが撮る写真やビデオ通話の映像が、より自然で鮮明になります。

とくにビデオ通話を頻繁に使いたい方、子どもの表情や周囲の様子をしっかり把握したい方には、S4のカメラ性能は大きな魅力です。

3-3. GPSの精度・見守り機能の違い｜位置情報の正確さが安心感を左右する

子どもにスマートウォッチを持たせる大きな目的の一つが、「今どこにいるのか」が分かるGPSによる見守り機能です。S3cもS4もこの点に対応していますが、GPSの精度と性能には違いがあります。

まず、S3cは「GPS + A-GPS + Wi-Fi測位」に対応しており、一般的な子ども用GPSウォッチとしては十分な追跡精度を持っています。

通学や外出先での現在地の確認、移動履歴の確認など、基本的な見守りには問題なく対応できます。

一方のS4は、「デュアルバンドGPS」を搭載。これは2種類の衛星信号を同時に受信することで、都市部の高層ビル街や屋内付近など、GPSが不安定になりやすい場所でも高い精度を維持する仕組みです。

さらに両モデルとも、安全エリア設定に対応しており、「学校に着いたら通知」「決めたエリアを出たらアラート」など、リアルタイムでの安心も備わっています。

とくに「登下校が心配」「人の多いエリアで行動する機会がある」「外出先でも精度の高い位置情報が欲しい」という方には、S4の高精度GPSは非常に心強いポイントとなるでしょう。

3-4. 防水性能・耐久性の違い｜毎日使うものだから“壊れにくさ”も重要

子どもが日常的に身につけるスマートウォッチだからこそ、水濡れや衝撃への強さはとても大切なポイントです。myFirst Fone S3cとS4はどちらも防水設計ですが、細かく見ると性能や保護面に違いがあります。

まず、防水性能については両モデルともに「IPX8」に対応しています。これは「継続的な水没にも耐える」防水等級で、雨や手洗い、水遊び程度であれば問題なく使えるレベルです。

ただし、S4は公式に「水深1.5mで30分の耐水性能あり」と明記されており、より具体的な条件での耐水試験をクリアしていることが分かります。一方、S3cもIPX8対応ではあるものの、水深や時間の具体的な表記はなく、日常防水レベルと捉えておくと安心です。

さらに耐久性については、S4は画面に「ゴリラガラス」を採用しており、落下や衝撃、ひっかき傷などにも強い設計です。
活発に動くお子さんや、毎日長時間使う場合でも安心して使用できます。

一方のS3cには耐衝撃に関する記載がなく、通常の樹脂製画面である可能性が高いため、画面保護フィルムを貼っておくことを強くおすすめします。 フィルムを貼ることで、傷や画面割れを防ぎ、より長く安心して使うことができます。

3-5. 通信方式（SIM）の違い｜契約の自由度ではなく“手軽さ”と“継続性”に注目

myFirst Foneシリーズは、通話やGPSなどの通信機能を使うために専用のSIM契約が必要です。ただし、どちらのモデルもSIMの自由な変更はできず、提供元が用意した通信サービスを使う仕様になっている点に注意が必要です。

■ myFirst Fone S3c：Nano SIMだが取り出し・交換不可

S3cは「Nano SIM対応モデル」とされていますが、実際には端末にSIMカードが内蔵されており、ユーザー自身で取り出すことはできません。
そのため、通信契約は専用の月額プラン（980円／税込）一択となります。

プランの特徴は以下の通りです。

■ myFirst Fone S4：eSIM仕様で年払いも選べてお得

S4もeSIM（内蔵式）仕様となっており、物理的なSIMカードの抜き差しや通信会社の変更はできません。ただし、S4では専用通信サービス「myFirst FreeSIM」において、月額と年額の2プランから選ぶことができます。

年間契約は途中解約できない点に注意が必要ですが、長期的に使う予定の方にはコスト面でも魅力的な選択肢になります。

ポイントまとめ

モデル	SIM仕様	プラン	特徴
S3c	内蔵Nano SIM（交換不可）	月額980円のみ	解約自由／気軽に始められる
S4	内蔵eSIM（交換不可）	月額980円 or 年額8,580円	長期契約でお得／アプリで簡単手続き

どちらも「SIM自由交換可」ではないため、気軽さと料金体系の違いを把握したうえで選ぶのがポイントです。

3-6. 音楽や習慣トラッカーなどの付加機能の違い｜“楽しさ”と“生活サポート”にも差が出る

S3cとS4は、どちらも通話やGPSなどの「安全・見守り」に関する基本機能を備えていますが、“プラスαの便利さ”や“楽しさ”においては、S4が圧倒的に充実しています。

■ 音楽再生機能の違い

S3cにも音楽再生機能はあり、あらかじめ内蔵された楽曲を再生することができます。ただし、曲の追加やプレイリスト管理などは非対応で、シンプルなMP3プレイヤーとしての役割にとどまります。

一方、S4は最大1,500曲までの音楽を保存・再生可能で、Bluetooth接続によりワイヤレスイヤホンにも対応しています。お気に入りの音楽を持ち歩いて聴けるだけでなく、リラックスタイムにも活用できる本格的な音楽機能が備わっています。

■ 習慣トラッカーの有無

S4には、子どもの生活習慣づくりをサポートする「習慣トラッカー（ミッション＆ごほうび機能）」が搭載されています。

「歯みがき」「宿題」「お手伝い」など、親が設定した日課を子どもが実行するとポイントがたまり、達成感やごほうびを通じて楽しく生活リズムを整えることができる仕組みです。
スマートウォッチを“使わせる”だけでなく、“自分から進んで使いたくなる”工夫が盛り込まれているのがS4の大きな特長です。

S3cには習慣管理機能はなく、連絡・見守り機能に特化したシンプル構成となっています。

 日常をより楽しく・主体的に過ごしたいならS4

音楽や習慣トラッカーといった“生活に寄り添う機能”は、子ども自身がスマートウォッチを使う喜びや、自立のきっかけにつながる要素です。
通話とGPSだけで十分という場合はS3cでも問題ありませんが、機能をより広く活用したいご家庭にはS4がぴったりです。

4. どちらを選ぶべき？タイプ別おすすめ

「S3cとS4、結局うちの子にはどっちがいいの？」と迷っている方のために、ここでは使用シーンや目的別におすすめモデルを整理してご紹介します。

価格、機能、使い方のスタイルによって、最適な選択は変わってきます。

4-1. S3cがおすすめの方

▶ S3cは“とりあえず使ってみたい”というご家庭に最適な、エントリーモデルです。

4-2. S4がおすすめの方

▶ S4は“しっかり使いこなしたい”というご家庭におすすめの高機能モデルです。

4-3. 比較まとめ（早見表）

特徴／条件	おすすめモデル
初期費用を抑えたい	S3c
操作がシンプルなものを探している	S3c
音楽や写真も楽しませたい	S4
GPS精度を重視したい	S4
長期的に使いたい	S4（年額プランでお得）
学習や生活習慣づけもサポートしたい	S4

お子さまの性格や生活スタイル、親御さんが求める安心のレベルによって、選ぶべきモデルは変わります。
S4はまだ未発売のため、手に入り次第レビューしていきます。

5. よくある質問（FAQ）

6. まとめ｜あなたの家庭にぴったりな1台を選ぼう

myFirst Fone S3cとS4は、どちらも子どもの安全と自立をサポートしてくれるスマートウォッチです。

通話・GPS・SOSといった基本的な見守り機能は共通していますが、画面の見やすさ、カメラの性能、GPSの精度、そして楽しめる機能の豊富さには大きな違いがあります。

スマートウォッチは、単なるガジェットではなく、「子どもの安心」と「親子のつながり」を支えるツールです。

ぜひこの記事を参考に、ご家庭にぴったりの1台を見つけてください。